ヨーロッパハムスターは、小さな体にかわいらしい容姿が特徴の、人気のペットの一つです。しかし、最大級のハムスターで体長は30cmを超えてきます。ハムスターブームの時には結構見かけましたが、今ではあまりみかけることはありません。しかし、最大級ということで可愛らしい見た目とは裏腹に、飼い方には注意が必要です。今回は、ヨーロッパハムスターの飼い方について解説します。
ケージの選び方
ヨーロッパハムスターを飼うにあたっては、ケージの選び方が重要です。ヨーロッパハムスターはとても活発で、よく動き回ります。そのため、ケージの広さは十分に確保する必要があります。ケージの床面積は、体重の2倍以上が理想的とされています。また、ケージは、金属製のものを選ぶと、かじりついて逃げ出すことができないので安全です。
ケージの中身
ヨーロッパハムスターのケージには、運動できるような遊具を置くことが大切です。ハムスターホイールやトンネルなどがおすすめです。また、巣箱も必要です。木製のものが一般的で、ハムスターが中に入って寝ることができます。ケージの中には、水やり器とエサ入れを置くことも忘れずにしましょう。
餌の与え方
ヨーロッパハムスターの餌は、専用のものを使うことが望ましいです。市販の餌には、ハムスターに必要な栄養素がバランスよく含まれています。また、野菜や果物も与えると良いでしょう。ただし、チョコレートや砂糖などは与えないようにしましょう。
水分の摂取
ヨーロッパハムスターは、水分を十分に摂取することが大切です。水入れは、毎日清潔にして、新しい水を入れるようにしましょう。また、水がこぼれないように、水入れはしっかりと固定することが大切です。
温度管理
ヨーロッパハムスターは、寒さに弱い動物です。室温が18度以下になると、ハムスターの体温が下がり、健康に悪影響を及ぼすことがあります。そのため、ケージを置く場所は、夏場は直射日光が当たらない場所、冬場は暖房器具の近くなど、温度管理に配慮した場所を選びましょう。
手入れ
ヨーロッパハムスターは、毛づくろいが得意で、自分で体をきれいにすることができます。しかし、時々、ブラッシングをすることで、毛並みを綺麗に保つことができます。また、ケージの中の汚れは、定期的に掃除をするようにしましょう。特に、排泄物は、すぐに取り除くことが重要です。
適度な運動と人との触れ合い
ヨーロッパハムスターは、適度な運動が必要です。遊具やハムスターボールを使って、自由に運動できるようにしてあげましょう。また、人との触れ合いも大切です。ヨーロッパハムスターは、親しみやすく、手乗りになることもあります。ただし、急に手を出すと驚かせてしまうこともあるので、慣れてから触れるようにしましょう。
